子音自体には音を響かせる能力がないため、基本的には母音と“ん”の6音を鳴らします。
スタジオ・レイでは口の開きが大きい方から小さい方へ“あ”“え”“い”“お”“う”の順番で行ないます。
どの音を多く鳴らすかは、症状によって変わります。自分がマッサージすべきだと感じている部分によく響く音を選んで鳴らしてください。音程(声の高さ)は最初から気にせず、自然に出た音でよいのです。
最初と最後に中心呼吸とハミングを忘れずに行なってください。中心呼吸で息を吸い、吐くときに息の代わりに、音が息のラインを通 って出てきます。喉に声帯があるのではなく、袋の出口に声帯があるとイメージしてください。
それぞれの母音が、より鳴る位 置を意識して、口の形だけをその言葉の形にします。あくまでも音は出てくるのであって言葉を口で言おうとしないでください。
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