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まずは、ゆったりと湯船につかります。暖まりながら、中心呼吸を行ないます。
朝の中心呼吸は身体を目覚めさせてあげるために、丹田を意識して行ないます。背筋を伸ばし、腰を落とさない状態にします。眼はしっかりと開き、丹田に集中します。少しでも袋が大きくなるように、中心線を通して息を吸います。吐くときには強く長く吐くようにします。丹田から一日の力が湧いて出てきます。
夜の中心呼吸は、身体を休めてあげるために、背中を意識して行ないます。頭をバスタブのへりに乗せ、力を抜きます。もし狭いバスタブで、それが不可能でしたら、なるべくリラックスできる体勢を心がけます。眼を閉じて、息が頭から背骨を通り、お腹に入るようにイメージして、ゆっくりと吸います。お腹がこれ以上膨らまないところまで来たら、自然に口から息を吐きます。いっぱい吸う必要も、強く吐く必要もありません。このとき、息と一緒に、一日の疲れが抜けていきます。
● モーニングバス
冷え性の人には、朝風呂がおすすめです。朝は1分でも長く寝ていたいものですが、少し早起きして、朝、お風呂に入り、シャンプーをしてみてください。髪を夜シャンプーすると、身体が冷えやすく、風邪の原因にもなりかねません。
そして冷え性のあなたには水浴びもおすすめです。芯からよく暖まった状態でも、そのままにしておくと、身体は熱を外に放出しようとして、すぐに冷えてしまいます。湯ざめがこの状態にあたります。そこで、お風呂上がりに水を浴びてみましょう。
水を浴びて表面を冷やすと、身体の表面は暑さを感じないために、熱を外に放出しません。結果、体内に熱を温存することができます。最初は冷たく感じても、ぜひ習慣にしてください。身体がポカポカになり、一日を快適に過ごせますよ。ぜひ試してみてください。
朝のお風呂は一日の活動のために、夜のお風呂はリラックスのために。
<2000年11月>
● アロマバス
精油を数滴いれたアロマバスは、リラックス効果もあり、免疫力を高めて、風邪にかかりにくい丈夫な身体をつくります。
・精油とお湯は混ざらないので、手でよくかきまぜる。
・皮膚を刺激する成分の精油は使用量を控えめに。
・合成成分の入った入浴剤(市販の入浴剤)に精油を入れない。
・精油は4〜6滴。数種類の精油は合計6滴が目安。子供は半分。
・天然塩に精油を入れると、身体をより暖めて、冷えやむくみがある時には最適。天然塩を大さじ3と、精油を4〜6滴。
<2000年11月>
● リピートバス
息を吐く行為は、心や身体にたまった悪いものを、体外に放出する力があります。お風呂の湯につかると、皮膚からも悪いものが放出されます。湯船に出たり入ったりすることで効果はよりアップします。
・ゆったりと湯船につかります。
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・暖まりながら、中心呼吸を行ないます。
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・外に出て、髪を洗います。
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・再び湯船につかり、中心呼吸。
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・外に出て、身体を洗います。
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・再び湯船につかり、中心呼吸。
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・外に出て、全身を塩で洗います。
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・再び湯船につかり、中心呼吸。
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・最後に冷水を浴びて出ます。
<2000年12月>
● バスタイム総集編
上記の方法は誰にでも有効なのですが、特におすすめの症状を列記しました。また、どのように組み合わせても、効果が出ます。
・モーニングバス
冷え性、低血圧、関節の病気、アレルギー
・アロマバス
冷え性、ストレス、疲労、凝り性、関節の病気
・リピートバス
ストレス、疲労、むくみ、肥満
<2000年12月>
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