丹田を起こす
中心呼吸は、まず身体の中心線を正しくイメージし、身体の真の中心、袋の中心である丹田をイメージします。加瀬メソッドでいう丹田は「臍下丹田」で、おへその下の丹田を指しています。
丹田を起こすというのは、今まで感じることのなかった丹田の存在を確かなものにすることです。丹田が起きると、身体のエネルギーがコントロールされ、バランスが保たれます。全身からもエネルギーが放出されるのです。
丹田の場所を確認します。おへそのすぐ下に人さし指、そのまま中指、薬指、小指をくっつけて並べます。おへそから真っすぐに下がった線と、小指からの延長線の交差したところ、そこからお腹の中に向かって真っすぐに線を延ばし、中心線と交わったところ。そこにあなたの丹田があります。
丹田は、表面ではなく、思ったよりも深いところにあります。