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クリッピング芝居・ライブ・踊りなど

ビーチバレー観戦

ビーチバレーを観戦してきました。今年は全7戦が予定されている日本のツアー、JBVツアー2012の緒戦です。昨年よりスタジオ・レイで加圧トレーニングをお願いしている豊田講師が、女子決勝に残った田中姿子・溝江明香ペアのアシスタントトレーナーを務めているのです。試合結果は残念ながら2位でした。

手前が田中・溝江ペア(携帯撮影許可申請済)

コートの脇での観戦でしたので、選手の身体の動きや身体の使い方がよく見えました。砂の上を歩いたことがあれば、ビーチバレーのハードさは分ると思うのですが、脚力はもちろんのこと、一瞬にして身体(体幹)を支える外腹斜筋が発達しているのは、当然だなと思いました。

決勝に残った選手たちは、どんなに強いアタックが来ても身体の中心でならボールを捉えられるし、離れたボールでも、その下に素早く飛び込んでボールを拾う瞬間は、しっかりと体幹を支えています。一方で、身体が流れてしまっていて動きの止められない(外腹斜筋が発達していない)選手は、足で砂をつかむ力や、反射神経さえも鈍く見えてしまいます。やはり、身体(声も)を支えるのは外腹斜筋だ!!と自信を持ちました。

いつも私が言っていることなのですが、“たまたまボールを投げる”、“たまたま脚が前に出る”ように、声も同じところから出るのです。末端の表現(他の筋肉の使い方)が違うだけなのです。因みに、私のお腹周り(他は全く違いますが)のスタイルだけは、ビーチバレーの選手に混じっても見劣りしません。

今年はオリンピックの年。今日観た選手の方たちもオリンピックに向けて調整中だそうです。皆さんもスポーツを観戦しながら、身体の使い方や筋肉の付き方に少し興味を持って観戦してみてください。スポーツに対しての新しい見方ができますよ。

それにしても、ポイントが入るごとに流れるあの騒々しい音楽はどうにかならないのでしょうか。隣と話すこともできません。音楽で盛り上げようという発想はわからなくはありませんが、あれでは一方的で、私はただうるさく感じてしまいました。

ところで、メイントレーナーである石井隆行社長(豊田さん所属のANS代表)は、帰り際に「試合をコントロールできていた選手をあらためて見ると、どんな局面でもちゃんと呼吸できてるな」って話されていたそうです。スポーツも芝居も歌もどんな時でも呼吸は本当に大切ですね。

<2012年5月6日 加瀬玲子>

これは2012年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。

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