食事
アレルギー体質の人は、アレルゲンである食材はもちろん避けたほうがよいでしょう。でも、それだけではないのです。ただ検査結果だけで、アレルゲンを限定するのは、決して賢明なことではありません。正しい呼吸やストレッチを行なっていれば、自己治癒能力が強く働くようになり、そのときに欲する物が一番必要な食べ物になっていきます。
しかし本能の働きが鈍い状態では、自分にとって何が一番必要か分からず、目や口が欲するままに食してしまうのです。アレルゲンとは別に、症状が出ていても、いなくても、アレルギー体質の人に良い食材と悪い食材を並べてみました。参考にしてください。
悪い食材
- なす科(なす・トマトなど)
- なす科は、一年中避けたほうが良い。
- うり科(きゅうりなど)
- うり科は、夏の旬の季節に食べるのはOK。
- 夏野菜(レタスなど)
- 基本的に真夏の暑いとき以外は、避けたほうが良い。特にアトピーの人は、真夏でも、冷房の強い部屋で、生野菜のサラダを食べるのは、アトピーをひどくする行為以外の何物でもない。
- 肉類
- すべての肉類は、血液を汚すと言われている。蛋白源は、なるべく大豆や小魚で摂ったほうが良い。
- 遠海物の大きい魚類(まぐろなど)
- 近海の手のひらサイズまでの魚のほうが良い。
- 砂糖類
- 甘みをつけたければ、三温糖やはちみつにする。
- トロピカルフルーツ
- 亜熱帯地方などの、日本とは違う気候で育った果物は避ける。
- アルコール類
- 症状が出ていないときは、少量の純米酒なら大丈夫(加瀬の経験)。
良い食材
- 利尿作用のあるお茶
- 季節・水・時間のページでも述べているが、水の時間に身体の水分を外に出すことは効果的。また、カフェインは、抗アレルギーの効果があると言われている。煎茶の濃い香りを嗅ぐだけでも鼻炎が楽になる人もいる。
- りんご
- 抗アレルギー効果があると言われていて、いつ食べても良い。
- 梅醤番茶・蓮根茶
- 自然食品屋で手に入るが、自分でも作れる。
- 陽性の根菜類
- 「根」は陽性のものが多い。
- 玄米
- 中庸なので。