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クリッピング旅・海外編

フィヨルドランド 5

99号線を南下し、南の海に行ってきました。途中の湖 Lake Monawaiの自然の温かさのなかで大地呼吸をしました。人間も動物や魚達、木々や花達と同じように自然の中から生まれたのだなと実感できます。都会の喧騒の中で行う大地呼吸でも、このような空間のイメージを持って行えば、より身体にエネルギーを吸収することが出来るのではないかと思います。

近くには羊飼いの家や、キャンプする人達がいるのですが、それさえもこの自然の中の一部に感じられるのは素敵でした。

Lake Monawaiで大地呼吸

南の海は荒れていて、The Waewae Bay の見晴らし台に立って海を見ていると、今にも引きずり込まれそうな強い引力のようなものを感じました。私達の力などとてもこのエネルギーに太刀打ち出来ない迫力です。風も強く、近くの木々は、海から陸の方向に斜めにしか伸びることの出来ない Wind Swept Tree が海岸の近くには沢山みられます。このような環境でも、木々や羊、人々は強く逞しく生きている。すごいことです。

あたりまえのことなのですが、同じ地球上でも触れたことのない、感じたことのないエネルギーというのが沢山存在するのだなと、強く感じた南の海でした。

余談になりますが、スタジオ・レイのトイレには、ニュージーランドのお土産に頂いたカレンダーが飾ってあります。これは私が買い求めたのではなく、「このカレンダーはスタジオに似合うから」と生徒さんがくださったのです。

3月になり、カレンダーの写真が、紅葉と落ち葉になりました。私がニュージーランドに行ったのは、初夏。今はもう夏が過ぎ、秋の季節なのですね。頭では季節が逆なのは理解しているのですが、やはり感覚的には不思議です。

これから日本は春を迎え暖かい季節へと向かいます。冬の安定した季節とは異なり、気圧や温度の変化など不安定な日々が続くでしょう。もし自然界のエネルギーがダウンしたと感じた時には、フィヨルドランドの自然を思い出しながら、毎日のメソッドを行なおうと思います。

<2004年3月8日 加瀬玲子>

フィヨルドランド
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これは2004年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。

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