青梅御岳山
11月28日に日本舞踊の会「紅松会」を無事に終えました。日舞の会が終わるまではと、おとなしく日々過ごしておりましたが、終えて直ぐの12月3日、エネルギー充電のために青梅御岳山の武蔵御嶽神社に行って参りました。
こんなにも長い間、山の空気やエネルギーに触れなかったことはありません。山の空気は清々しく。境内から見渡す山は紅葉も進みとっても綺麗でした。
ただ、鳥居をくぐって登っていくと、だんだん吐き気がしてきたのです。再生不良性貧血で血液(赤血球)の数字が悪いから? いえ、そういう辛さ、気持ち悪さとは違います。その吐き気はずっと以前に、とても強い霊山に登った時と全く同じ感覚でした。
あと少しで本殿というところで、もうどうしても我慢ができず、道の脇で座り込んで動けなくなりました。そこで十数分くらいでしょうか、一生懸命に呼吸を続けることで少しずつ回復してきました。ようやく歩けるようになったところで、本殿になんとかお詣りできました。
それが、その奥の常盤堅盤社(ときわかきわしゃ)の前に行ったとたん、気持ち悪さが消え去りました。さらに大口真神社(おほくちまがみしゃ)の前で、すっきりしたのです。常盤堅盤社は「一の宮(全国で最も格式のある神社のひとつ)」だからでしょうか。大口真神社は日本武尊ゆかりの力のある社だからでしょうか。
ともあれ、青梅御岳山もやっぱり霊山でした。あの気持ち悪さは、私の身体に溜まっていた悪いエネルギーが出ていくときの吐き気だったのかもしれません。そう思うと嬉しく、登ってきた甲斐があったと思えます。
<2024年12月4日 加瀬玲子>