白山比咩神社
旅の2日目は今回の一番の目的である、白山比咩神社と白山スーパー林道の入り口にある中宮温泉です。白山比咩神社は霊峰白山を御神体とする全国白山神社の総本宮です。
お祭りしている神様は、菊理媛尊(くくりひめのみこと)。くくりひめ? 聞いたことがある名前だけど何だっけ? と思いだせずにいたところ、白山からの恵みの水は霊験あらたかであり、酒造りにも適していると読み、そうだ、有名なお酒の名前に菊理媛というのがあったっけ。と思い出したのでした。
白山比咩神社は、とても気持ちのいい神社でした。何か特別な場所というのではなく、心の広い、いつでもだれでもいらっしゃいというような、自然の力と神様の力で私達を包み込んでくれるような、そんな場所でした。
途中で出会った父子連れが素直にこの気持ちの良い気を取り入れているのを見て、こちらもますます心地良い気に包まれました。皆小さい頃は、その時に感じたことを素直に表現できると思っています。その子供(3歳くらいでしょうか)は表参道の、樹を愛で、湧き水に触れ、階段の苔や小さな草たちと戯れて、本堂へと歩いて行きました。
私も同じように、樹や湧き水、草たちに触れ、神社の杜の気をたっぷりと堪能しました。
<2012年7月19日 加瀬玲子>
これは2012年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。