没後20年 特別展「星野道夫の旅」
没後20年 特別展「星野道夫の旅」をみてきました。
とにかく凄かった。
言葉にならない。
「雪解けのツンドラをさまようカリブー」で泣いた。
雄大な雪山を背に1頭だけ佇む「カリブー」の写真の前で、また泣いた。
何が凄いか分からない。
何が素敵かも分からない。
でも、心が動く。
私の心にこれほど入り込んで来るエネルギーは何なのだろう。
自然?
生き物たち?
生命?
星野さん?
とてもとても幸せな時間と空間。
星野さんが仰った「目に見えない世界を大切にする」というのは、私たちも同じです。表現とは目に見える形を追うことではないと私のメソッドでも言い続けています。今はこの特別展の感動をうまく説明できませんが、この先、この気持ちを私たちの表現のなかで伝えていければと思います。
東京会場の「星野道夫の旅」は今日で終わりです。でも大阪、京都、横浜でまだ見られます。チャンスのある方は是非足を運んでください。本物の写真を見て、見えるものも見えないものも感じてください。
<2016年9月5日 加瀬玲子>
これは2016年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。