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クリッピング旅・海外編

ペルー 8 パラカス

イーカを出発し、パラカスに向かいました。パラカスは最終目的地バジェスタス島へ船で渡る起点です。砂漠地帯を車で走り続けます。そこに突然オアシスが現れるのです。

砂漠の中に突然の楽園

知識としてオアシスを知っていても、百聞は一見にしかずとはよく言ったもので、現実にこの光景を見ると、その驚きと興奮はどんな知識にも勝ると思いました。本当にすごい、どうしてこんな砂ばかりの所に、こんなに水が豊富にあるのだろうか。まさに楽園。木々が茂り、今までの乾いた風とは違います。オアシスは本当にオアシスだった。

パラカスは、バジェスタス島に行くための単なる起点と考えていたのは、大きな間違いでした。魚介類が美味しいのなんの。胃袋が幾つもあればいいのにと思った程です。私達が泊まったホテルの食事も美味しいとは聞いていたのですが、ガイドや運転手の人達はどうももっと美味しい所を知っている様子だったので、二人のよく行くレストランに連れてって貰いました。大正解です。何を食べても美味しいのです。Parihuela(貝のスープ)Arroz con mariscos(ピラフ)Tiraditos(さしみのレモン漬け、本来のペルーのセビーチェ)Legumbres(野菜)Chupe de Chmarones(えびのスープ、牛乳ライス)等など。とにかく素材は新鮮、味付けも本来の素材を生かし、何か手の込んだ事はしていない。こんな食事がペルーで出来るなんて思っていませんでした。リマでも美味しかったのですが、何と言っても、ここの食事は最高でした。何日か滞在し、海を見ながら、美味しい料理を食べ続けるのも楽しいかもと思わせる一晩でした。

さあバジェスタス島です。実は、ガラパゴスにも行きたかったのです。今回はガラパゴスは諦めていたのですが、このバジェスタス島がリトルガラパゴスと聞き、是非訪れてみようと思ったのです。

朝から出発して、約4時間のツアーです。島に着く前から沢山の鳥達に出会います。ホテルにも沢山飛んで来ます。でも、島に着いて、その鳥達はごく一部だったと分かります。こんなに沢山の鳥が飛来するのを私はいまだかつて見たことはありません。

島が黒くなるほどの鳥達の多さ

ガイドは鳥達の種類を言ってはくれますが、無知な私としては、識別出来ません。行く前に勉強して行かなかったことが悔やまれます。色々な動物に会えると思って行たのですが、何と言っても、鳥の楽園です。色々な動物には会えなかったのですが、この鳥達を充分満喫しました。美味しい食事と、沢山の鳥達。とてもリラックスでき、パラカス!再訪したい場所です。

ペルーの旅も、パラカスが最後です。今回もまた、素敵な人達と出会いました。特に椎名芳子さん、藤井たかひこさん、天野美術館の坂根博さん、鈴木智子さん、ありがとうございました。いつもは、自力で、旅行することが多いのですが、今回の旅は、何かと不安だったので、椎名さんに頼んでアレンジして貰いました。そのお陰で、いつもとは違う色々な出会いがありました。感謝しています。再訪したい場所です。この次は是非アマゾンに行ってみたい。

<2006年8月28日 加瀬玲子>

これは2006年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。

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