YouTube動画「鈴が通る」
昨年5月に上演予定だった「ラジオドラマ・ライブ 第3弾『鈴が通る』」を、“密”を避ける演出に変更してトライアル公演を行い、その映像を公開しました。
原作は21役もある大人数の作品です。これをスタジオ・レイの生徒12人で演じる“超密”な予定でした。これを今回は作品作りを根底から考え直し、主役のそめを大島翠、7役を高田みほ、5役を大河原直太、そしてどうしても3人では出来ない場だけさらに私・加瀬玲子が3役を演じ分ける、出演者3人+1人の配信前提の演出にしました。
今回はラジオドラマとしての形を踏襲しつつ、芝居の舞台と絡み合いながら物語が進んでいきます。
三好十郎さんの描く、粗野でも心温まる人たちの言葉、戦後を強くたくましく前を向いて生きていく人たちの言葉。そめという一人のおばあさんと鈴の音を通して語られていく、人間の優しさと強さをこの作品から受け取ってもらえたらと思います。
<2021年2月25日 加瀬玲子>
これは2021年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。