食生活と身体の改善 勉強会 1
現在の医学ではなかなか改善されない病気や体質の方に少しでも参考になればと思い、これまで加瀬玲子が経験、実践してきたことを、ウェブサイトを通じて書き記していくことにしました。
また、このタイミングで難病が見付かった生徒の一人を中心に、スタジオ・レイの生徒さんたちと、勉強会を継続的に開いていくことになりました。
まずはその生徒、永井若葉さんとの第1回勉強会のレポートを掲載させていただきます。
<スタジオ・レイ>
自己紹介
スタジオ・レイのグループレッスンに参加している永井若葉です。
現在36歳(1977年生まれ)。女性。
本屋さんで玲子先生の本に出会い、2003年からスタジオ・レイに通い始めました。
小劇場を中心に舞台、映像のお仕事をさせていただいています。
2010年から冬になると足にしもやけのような症状が出るようになり、今年、病院で検査したところSLE(全身性エリテマトーデス)と診断されました。
難病指定されている病気でもあるので、玲子先生に相談させていただいたところ、食生活を主とした勉強会を開いていただくことになりました。
勉強会 (1)
玲子先生と私、2人の勉強会初日でした。ここ数日、私が食べた食事、食事の時間帯、嗜好品をもとに食品の陰陽表と照らし合わせて、これからどのような食生活をしていく事が私の身体の改善につながるのか、考えました。
私が避けたい食べ物
- 化学調味料が入った食品すべて。
- 砂糖の入った食品すべて。
- 肉類
- 牛乳
- 酸化しやすい油
- なす科などの野菜(夏以外)。
積極的に食べたい食べ物
- 発酵食品
- 海藻類
- 魚介類
- 旬の野菜
私の改善点
- 朝食をパンからごはんに変える
- 食パンにも砂糖が入っているから。そして、市販のパンで砂糖が入っていないものはほとんどないので。また、イースト菌も避けた方がよいが、天然酵母のパンは高いからごはんの方が経済的。
- 玲子先生は、ホームベーカリーで天然酵母パンを自宅で焼いて、それを毎朝食べていらっしゃるそうです。
- できれば朝と晩の2回、汁物をとること
- 漢方でも、葛根湯や小青竜湯など、「湯」とはスープのことで、スープが薬になっていた。そのくらい、スープは身体に良いものとされているそうです。
- 食品を買う時は必ず裏をよく見ること
- 原材料名をチェックしてから買う。アミノ酸入りのものはNG。自然食品屋さんだからといって全てOKではない。ちゃんと自分で選ぶ力を身につけること。
- 美味しくないものは食べない
- 自分の味覚、身体の声をちゃんと聞けるようになること。
- 酸化したものを身体に入れない
- 買ってきた揚げ物は危険。買う時は揚げたての物にすること。動物性のものは時間と共に酸化していくので気をつけること。
- 油は酸化しやすい。だから、油は少量の物をこまめに買う方が良い。また、特に遮光瓶に入っていない油は光の当たらない場所に保存する。
- 発泡酒からビールへ変える
- ビールのなかでも麦芽とホップだけで作られたシンプルなものを選ぶ。コーン・スターチや糖類の入ったものはやめる。
感想
今まではあまり食べるものにこだわらず、何でも食べられましたし、添加物がたくさん入ったものや季節に合わない野菜を食べても、体調を崩すこともなく生きてきました。でも2月の終わりに免疫疾患の病気(全身性エリテマトーデス)が見つかり、
- 身体を冷やさないこと
- 自分で身体をしっかり把握できるようになること
- 自分の身体の声を聞けるようになること(自分にとって何が必要で、何が不要なのか、正しく選択できるようになること)
この3つが大きな課題であることがわかりました。
病気が見つかったのに変ですが、この勉強会にとてもワクワクしています。今まで気づかなかった身体の声が聞こえるようになることで、日常生活や表現の場でも感じ方が変わってくるかもしれません。まぁ、これは副産物ですが…(笑)
とにかく呼吸と発声で身体全体に息をまわし、まずは狂った味覚を正すことだと玲子先生からアドバイスをいただきました。たくさん試行錯誤していきたいと思います。
どうかよろしくお願いいたします!
<2013年3月10日 永井若葉>
これは2013年のクリップです。終了した内容やリンク切れの場合はご容赦ください。